退職後も住宅ローン月7万円は普通?年金生活で返済を続ける人の割合と現実【2025年データ】

住宅ローン

退職後も住宅ローンが残る人は多いのか

退職後も住宅ローンを返済している人は一定数おり、珍しいケースではありません。

理由は、住宅価格の上昇やローン期間の長期化により、完済が定年前に間に合わないケースが増えているためです。

実際のデータでは、
金融経済教育推進機構(J-FLEC)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」によると

  • 60代の住宅ローン残高:平均697万円
  • 70代の住宅ローン残高:平均474万円

となっており、高齢になってもローンが残るのは一般的な状況です。
(出典:J-FLEC 2025年)

なぜ定年後も住宅ローンが残るのか

主な原因は「借入期間の長期化」と「購入価格の上昇」です。

理由は以下の通りです。

  • 住宅価格の高騰により借入額が増加
  • 35年ローンなど長期返済が一般化
  • 晩婚化・購入年齢の上昇
  • 低金利で借入ハードルが下がった

その結果、完済年齢が70歳を超えるケースも珍しくない状況になっています。

年金生活で月7万円は払えるのか

年金だけで月7万円の返済を続けるのは負担が大きいです。

理由は、年金収入に対する住居費の割合が高くなるためです。

具体的な数字は以下の通りです。

  • 厚生年金(夫婦2人):約23万7000円/月(令和8年度)
  • 住宅ローン:7万円/月

住居費負担:約30%

さらに単身の場合

  • 基礎年金:約7万円/月

ローンでほぼ全額消える

(出典:日本年金機構 令和8年度年金額)

つまり、
年金のみで返済を維持するのは現実的に厳しい水準です。

住宅ローンが老後家計を圧迫する理由

住宅ローンは老後の固定費として重くのしかかります。

理由は、ローン以外にも住宅関連コストが発生するためです。

主な支出は以下の通りです。

  • 固定資産税
  • 修繕費・リフォーム費
  • マンション管理費・修繕積立金
  • 医療費・介護費

これらを合計すると、
実質的な住居費は月7万円以上になる可能性が高いです。

返済が厳しい場合の対策3つ

早めに選択肢を持つことが重要です。

理由は、滞納すると選択肢が大きく減るためです。

代表的な対策は以下の3つです。

①住み替え・任意売却

  • 自宅を売却してローン完済
  • 生活コストを下げる

②リバースモーゲージ

  • 自宅を担保に資金調達
  • 返済負担を軽減

③リースバック

  • 売却後も同じ家に住める
  • まとまった資金確保

いずれも、資産価値や家族状況で最適解が変わる点が重要です。

老後の住宅ローンで失敗しないために

事前のシミュレーションが最も重要です。

理由は、老後は収入が増えないため、後からの修正が難しいからです。

確認すべきポイントは以下です。

  • 年金受給額
  • 貯蓄額
  • 何歳まで返済が続くか
  • 繰上げ返済の可否

これらを把握することで、
「払い続ける」「軽減する」「手放す」の判断ができるようになります。

まとめ

  • 退職後も住宅ローンが残る人は珍しくない
  • 60代の平均残高は約697万円(2025年)
  • 月7万円は年金生活では負担が大きい
  • 住居費は実質さらに増える
  • 早めの対策が重要
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